オンラインの重要性

ある病院の先生が、東京のオフィス街で個人クリニックを開業しました。
先生は「周辺は企業が多いので、近隣のオフィスビルのエントランスに備えられたポストにチラシを入れて回ればいいだろう」と考えていたそうです。しかし半年たっても患者さんがこない。実はポスティングしたチラシは総務部で止まっていて、個々の社員さんには届いていませんでした。
この課題を、当社ではホームページ制作とWebマーケティングにより解決。
当初は必要ないと考えられていたホームページを制作し、ユーザーが検索するであろうあらゆるキーワードを駆使したコンテンツを構築しました。
また、先生の「ひと」としての魅力・キャラクターを全面に押し出すことにも尽力しました。
結果として、会社帰りに通院できる医院「かかりつけ医」を探している患者さんを獲得することができました。

これからは、医療も「オンライン」がキーワードとなります。今後、オンライン診療が普及すれば地域密着だけでは生き残れない時代がやってくるかもしれません。そして、オンラインになればなるほど大切なことは「ひと」ではないでしょうか。お客さま、エンドユーザー、わたしたちが人間的なコミュニケーションを取れば取るほど温かい空気が生まれ、事業としての未来が見えてくると思います。

医療分野では病院、クリニック、処方せん薬局の案件も多数手掛けています。薬局の場合は、これまでは医療機関のそばに薬局を構えれば一定の集客が見込めました。しかし、今後は薬局も「オンライン」を視野に入れる必要があります。薬剤師とオンラインで相談をしたり、薬を宅配できる世の中は、もうすぐそこに来ています。また、未病で悩んでいる方々にとって頼れる相談先である漢方薬局もマーケティングが重要になるでしょう。